<景品表示法に基づく表記>本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。

不思議体験

【あなたは幽霊ですか?】妊娠をしたら見えないものが見えた話

妊娠したら幽霊が見えた!?

どうも、もあもあです。

皆さんは、見えないものを見た経験はありますか?

私はそもそも全く幽霊が見えたりする能力はないのですが…何故かこの時は見えたのです。

本日は久々に不思議な体験を1つお届けします…。

※筆者が妊娠~流産した時の話です。不快に思う方にはオススメしません。

妊娠したよ

2018年の6月…まだ梅雨時期でじめじめした朝の事。

いつもならある生理が5日遅れている…そこで、すぐに常備していた妊娠検査薬を手に取りトイレへ直行して確認したところ線が!?

すごくすごく嬉しくて涙したことを覚えています。

その頃、私たち夫婦は結婚して2年目を迎えていましたが一向に妊娠する気配もなく…私だけ検査に行ったものの特に問題もなく。

ですが、この妊娠でお互いに子供を作る事ができる体だったのだと喜びました。

6月がちょうど私の誕生月だったこともあり、誕生日プレゼントとして赤ちゃんがこの時期を選んでくれたんじゃないかと都合よく思ったものです。

旦那さんにも絶対喜んでもらえると信じて、

もあもあ

妊娠!妊娠したよ♪

と興奮気味に伝えました。

ですが旦那さんの反応は、嬉しさ半面暗い顔半面…

後で聞いたら、私が働けなくなることでの金銭面での不安がよぎったとのことでしたが、その一瞬の表情が今でも正直忘れられません。


ここで1つ世の中の男性陣に一言…

もあもあ

この時の反応は女性にとって一生心に残るものだと思っています。

不安があったとしても、喜びをいっぱい表現してあげてください♪


そんな予想外の反応を受けて、結構凹んだ私でしたが凹んでばかりではお腹の子に障ると思い、毎日お腹をさすってはまだ聞こえないであろうお腹に語り掛ける幸せな毎日を送りました。

体に変化が表れてきた!と同時に変なものが見えるんですが…

私は妊娠検査薬で早めに検査をしたので、超初期からお腹に赤ちゃんがいることがわかりました。

それなので、化学流産にならないか…すごく心配をしていました。

そんな不安の中、病院に行き異所性妊娠(子宮外妊娠)でないこともわかり、きちんと胎嚢を確認する事ができました。

先生に、まだ早いのでもう一度1週間後くらいに来てほしいと言われ病院を後にしました。

病院から帰って2~3日後に、身体に変化がおきてきました。

悪阻(つわり)や体調不良です…。

とっても早いですが、早い人は超初期の段階から始まる事があるそうです。

この時の私の症状は…

  • いつもの半分以下しかご飯が食べられない
  • 魚介類の臭いが、とにかく気持ち悪い
  • ウィンナーパンとポテトは欲する(フライドポテト最強に美味しい)
  • いつもはイライラしないのに…なんとも言い難いよくわからないイライラに襲われる

とこんな感じで、正直体調不良なのに…嬉しかったです(笑)

ただ…その時から不思議なことが。

その当時住んでいたアパート…この部屋には私と旦那様以外に人が住んでいないのですが、明らかに私の方を「じぃーっ」と見つめる視線が(汗)

こんな感じで見られてる…。

容姿はおっさんではなくて、25歳~30歳前半の男性で、髪の毛は「今日から俺は」の伊藤ちゃんみたいに、黒くてピンッ!と立ってる感じ。(あそこまで長くないけど)

ストリートファイターのガイル…みたいな。

あくまでも髪の毛の立ち具合がこんな感じ↓

身長は175㎝くらい?でジーパン&白のTシャツ姿だったように記憶しています。(以下、ガイルと命名)

とにかく顔色が悪いのなんのって…青白い顔をしていて何をするでもなく「じぃーっ」っと見てくるんですよね。

外に出ると、普段通りの景色しか見えないのですが、家に帰ると毎日この人がいるんです(笑)

何をするわけでもなくただ物陰から少し離れたところで、私をじーっと見ているんです。

私はメチャクチャ怖がりなんですが…何故かこの人に関しては全く怖くなくて「あっ…今日も見てる」という感情で空気みたいだったから、当時は旦那さんにも言ったことはありませんでした。

妊娠6週目

もう一度きちんと確認をしてもらいに、病院を訪れました。

その時に不安になる一言を言われました。

先生

胎嚢の大きさが小さいのが気になるのと心音が確認できません…もう少し成長すれば心音も確認できるかもしれないから、次回また来てね。

そんなことを言われて、かなり不安になりながら家に帰りました。

そんな不安になった日も、ガイルはいつも通り青白い顔で無気力な表情のまま「じぃーっ」と私を見つめてきていました。

妊娠7週目の悲劇

私は祈るような気持ちで、1週間を過ごしました。

正直、心ここにあらずで毎日お腹をさすっては「大丈夫だよ」「強い子だから」「ママも頑張るね」「一緒に頑張ろう!」と語り掛けていました。

たぶん、ほぼ暗示のように自分に言い聞かせていないと不安でしょうがなかったからだと思います。

そんな時でさえも静かに無表情に私の事を見つめてくるガイル。

もあもあ

なんか言えよ…。

そこにいるなら少しくらい慰めろよ。

ボソッと初めて悪態をついてみましたが、ガイルはいつもと変わらず、ずっと見つめてくるだけでした。

長い長い1週間がすぎて、ようやく病院の日。

「きっと大丈夫」と言う気持ちと「本当に大丈夫だろうか」と言う気持ちがずっとせめぎあい病院に行くのが怖くて仕方ありませんでした。

待ち時間も長くて長くて…呼ばれても中待合室で待たされて…不安に押しつぶされそうな思いでした。

やっと呼ばれて入ると、先生と少しだけお話してすぐに隣の部屋に通され内診。

先生から言われた一言は…

先生

…心拍が確認できないね。

残念だけど…

心臓が押しつぶされそうな思いでした。

頭によぎったのは「なんで?」と言う思いと「私がもっと若かったら」「もっと良い食生活をしていたら」など、そんな気持ちでいっぱいでしたが、実感がないのか悲しいのに涙はでてきません。

先生はそんな気持ちを見透かしてか…

先生

初期の流産は、お母さんのせいじゃないからね!

絶対に自分を責めちゃダメだよ。

と優しく語りかけてくれました。

その時、一気に感情が爆発してしまって先生や看護婦さんの前で泣いてしまいました。

みんなの前で泣くことができない性格でしたが、私の理性は一気に砕け散ってしまったみたいです。

看護婦さんは優しく、誰もいない部屋に私を通して私の涙が引っ込むまでティッシュを差し出してくれたり、背中をさすってくれたりしてくれました。

今、思い出しても感謝しかないです。

残念ながら、私の初めての赤ちゃんは稽留流産(けいりゅうりゅうざん)となってしまいました。

妊娠8週目~手術までの日々

妊娠してから、ずっとある悪阻はお腹の赤ちゃんが亡くなっていてもいつもと変わらずありました。

その悪阻が愛おしくてたまらなく、まだ実感はわきませんでした。

手術までに普通に流産になれば手術しなくても良いのですが、そうならなければ手術とのことでした。

お腹の中に、いさせてあげたいけどそれはダメみたいです。

ガイルはというと相変わらずです。

夜になって旦那さんが仕事から帰ってきました。

ダメだったことを伝えると、優しく慰めてくれました。

次の日、仕事だった私はいつも通りの時間に起きて仕事に行く準備をする予定でした。

ですが…目は空いているのに体が鉛のように重くて動けません。

涙は枯れることなく、ずっと出てきます。

その時、悲しくて泣いている私を見たガイルが近づいてきたのです!

ビックリしましたが、やっぱり怖くない…そんなことを考えているとガイルは初めて無表情を崩して、少し悲しそうで優しそうな表情を私に見せて消えました。

その後、悲しみで動けない私の様子を見て旦那さんが「ずる休みして、3人で買い物にいこう!」と提案してくれました。

最初で最後の3人でのお出かけです。

その言葉が嬉しくて、重い身体をなんとかおこして買い物に行きました。

旦那さんの気遣いが嬉しくて、泣いてばかりいられないなと思ったことを今でも思い出します。

手術を終えて

日帰手術で全身麻酔だった為、旦那さんにつきそってもらい晩御飯を一緒に食べに行きました。

あまり食べたいものもなかったので適当にファミレスへ入り、お互いに頼んだのはハンバーグ定食。

赤ちゃんがいる時は、半分も食べられなかった定食はキレイになくりました。

もあもあ

ショックなのに、お腹は空くんだよね。

しかも、数時間前までお腹に赤ちゃんがいて、ほとんど食べれなかったのに…。

久しぶりにしっかり食べた夕飯はとてもとても美味しかったです。

本当にいなくなってしまったのだという喪失感がどっと押し寄せてきたと同時に、あんなに幸せで満ち足りた体調不良は初めてだったと心から赤ちゃんに感謝しました。

手術後から全く見えなくなったガイル…それから3年後の今

しゃぼん玉が消えてなくなったかのように姿を消したガイルは、あれから二度と私の前には現れませんでした。

たまに気配がするような気がするのですが…それがガイルなのかはわからないまま。

あれから3年がたった今、私たち夫婦には子供はいませんが楽しく仲良く暮らしています。

私を一瞬でもお母さんにしてくれ、ガイルを見るという不思議な体験をくれた赤ちゃんに感謝しています。

あとがき

霊感のない私ですが、とても不思議な体験をさせてもらいました。

本当に怖がりで、「幽霊なんて見た日には電気を消して1人で眠るなんてできない」と思っていましたが、意外にも大丈夫でした(笑)

たぶんですが、青白い顔をしていたので「生霊」ではなく「死霊」だったと勝手に推測しています。

特に落ちもない話でしたが、心にずっと残っていたので…読んでもらえてよかったです。

お付き合いありがとうございました♪

さとうくん

みなさんは不思議な体験をしたことがありますか?

もしあれば、お問合せで教えてくれると嬉しいな♪

妊娠に関する用語を簡単にまとめました

化学流産とは、尿や血液を用いた妊娠は出たが、超音波検査で妊娠が確認できる前に流産してしまう事を言います。

妊娠検査薬が優れているので、化学流産がわかってしまう人が近年増加しています。本来はあまり気づかず「今回は生理がしんどかった」で終わるはずではあるのですが…早くわかるのも善し悪しですね。

子宮外妊娠とは受精卵が子宮以外の部位に着床した妊娠。

異所性妊娠とは受精卵が正常な子宮内膜以外の部位に着床した妊娠のことです。

簡単に言うと、どちらも本来赤ちゃんを育てることのできない場所に着床してしまった場合を指します。

この場合は母体の命の危険があるので、早めの受診を心がけて正常妊娠をしているか確認してもらいましょう!病院に行くことが早くて悪い事など全くありません。

胎嚢とは赤ちゃんを包むための部屋のこと。

ひとまずエコーでコレを確認してもらって、私も赤ちゃんがようやくやってきてくれたんだと少し実感しました。

稽留流産とは妊娠22週未満に胎芽あるいは胎児が子宮内で死亡しているのに症状がなく子宮内に停滞している状態

自然に流産したわけではないので、まだしがみついてくれてるかもしれないと淡い期待を持ってしまい、手術をするのが怖かったことを覚えています。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


error: Content is protected !!